新ニットブランド「tunica」が長野のニットメーカー「サトー」からデビュー
テキスタイルエンジニアが手掛けるニットウェア、空気と光を包む「被膜=tunica」
マスクで話題のサトーから、ニットブランド「tunica (チュニカ)」がデビュー。オンラインストアにて販売開始、また11/13(金)~15(日)には試着・オーダー会を開催します。
繊維の地・長野県下諏訪町で74年の歴史を持つ老舗工場の株式会社サトー。国内トップブランド製品の製造を手掛けるニットメーカーが、新ブラント「tunica(チュニカ)」をスタートします。
デザイナーは新田至歩(23)。彼女はニットテキスタイルのエンジニアとして、編み組織の開発やプログラミングで製造の現場に携わってきました。そこで培った技術や手法を生かして、素材と編地表現の豊かさにこだわったニットウェアを展開します。
デビューコレクションの商品はオンラインストア(https://www.sato-knit.com/tunica)で販売を開始。また、11/13(金)~15(日)には、台東区の台東デザイナーズビレッジ内 展示室にてデビューコレクションの試着・オーダー会を開催予定です。
■BRAND CONCEPT
tunica : ラテン語で「被膜」の意味
時間、空気、光。小さな欠片、見えないあわつぶを集めていく。日々のなかで集積した宝物からうまれる、果てしない糸の巡り
生物学用語で「tunica」とは植物外皮の膜組織のこと。それを形づくる個々の細胞もまた細胞膜に包まれています。
デザイナーの新田は日々、糸や編み地に向き合う中で、ニットの編み目ひとつひとつをそんな「被膜」のイメージになぞらえました。空気と光を含んで、世界と自分自身とを隔てる膜のような存在。着る人の内側を守り、外側とつなぎとめてくれる、繊細でやわらかな”装い”です。
■本質的なサスティナビリティにむけて
tunicaでは本質的なサスティナビリティのために、アパレルシーズンにとらわれず普遍的なデザインを長期間取り扱い、受注生産を基本とすることで無駄や不合理のない生産を行っていきます。「製造」という行為自体が環境負荷を伴うことだということを自覚しつつも、小さな工場のF2C(ファクトリー・トゥ・カスタマー)ブランドだからこそ出来ることがあると信じています。
■試着・オーダー会
11/13(金)~15(日) 12:00~19:00
会場:
台東デザイナーズビレッジ内 展示室
〒111-0056 東京都台東区小島2丁目9−10
新御徒町駅 A4出口から徒歩1分
完全予約制とさせていただきます。
ご氏名と希望時間を明記の上、MailやInstagram DMにてご予約ください。
Mail: info@sato-knit.com
Instagram: @tunica.official
各種クレジットカード、現金での対応が可能です。
※商品は後日配送させていただきます。
■DESIGNER'S MESSAGE
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ニットブランドtunicaが始まります。
糸に触れて、編んで、編み目を見つめて、
そうしているとニットというものが、やわらかな空気やちいさな光を含みながら、たくさんの時間をかけて編み上げられていることに気付かされます。
日々の中での気づきや感情の動きは、目には見えない泡沫のようで、大事に集めている私の宝物です。
長野県の小さなニット工場から、これからたくさんの宝物をつくりだしていけたらと思っています。
tunica designer : shiho nitta
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■商品写真
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