国内外100人の写真作家による展覧会『東京好奇心 2020 渋谷』がパリ、ベルリンを経ていよいよ東京で開幕! 浅葉克己デザインによる展覧会開催記念写真集も発売決定

Bunkamura ザ・ミュージアム 2020年10月20日(火)~11月12日(木)

「写真という表現媒体を通じて社会のために何かできることはないか?」という思いから組織された活動体<NPO東京画>が2018年に立ち上げたプロジェクト『東京好奇心 2018-2020』。

2018年秋に「ジャポニスム2018」特別企画としてパリで展覧会を、2019年春に「東京ベルリン友好都市関係締結25周年」記念事業としてベルリンで展覧会とシンポジウムを開催し、いよいよその集大成となる『東京好奇心 2020 渋谷』がBunkamura ザ・ミュージアム(東京・渋谷)にて開幕します。

そしてこの度、展覧会開催を記念し、本展参加作家の作品を収録した写真集(全232ページ)を製作しました。


スペシャリストたちの手によって2020年という激動の年に生まれた永久保存版写真集

16の国と地域を拠点に活動する写真家100人の強い“好奇心”から生まれた約200点の写真作品を、IDENTITY & DIVERSITY(自分を語る、他者を読み解く)、HERE AND NOW(ここで、今、生きるということ)、TIMELESSNESS(忘れてはいけない大切なこと、時空を超える美)というキーワードで読み解く『東京好奇心 2020 渋谷』。

「写真が持つ力が何かを変えることができる」ことを信じ、本プロジェクトに賛同した100人の写真家それぞれの視点で、常に変化し続けてきた東京、そこで暮らす人々の姿、時代を超えて輝きを放つものを捉えた作品を収めた本写真集は、日本の広告史において数多くの名作ポスターやCM等をプロデュースしてきたアートディレクターの浅葉克己がデザインを担当。

独特の風合いを持ち、写真の繊細な色合いを高いクオリティで実現する上質紙「ヴァンヌーボ」を使用し、高い製本技術が問われる三方金の加工を施しました。

2020年という激動の年に出版することに至った本写真集は、数十年、数百年経っても、タイムカプセルのように「東京」という都市の記憶を呼び起こし、強く語りかけるはずです。「あなた」の好奇心を揺さぶる永久保存版の本写真集にどうぞご期待ください。


※税込価格7,700円。『東京好奇心 2020 渋谷』会期中に会場にて販売。

会場限定で、本写真集と本展参加作家の作品オリジナルプリント(10種)のセットも販売予定。(本セットは売り上げの一部を国立国際医療研究センターに寄付します)

その他、NADiff各店舗、代官山 蔦屋書店ほかにて販売予定。詳細は後日Bunkamuraホームページにてご案内します。

本写真集製作に関わったスペシャリストの方々よりコメントが届きました。

  • 浅葉克己コメント【デザイン】

パリ、ベルリン、東京。多くの写真家とサッと会えない今。 「写真とは何か」を考える展覧会を見て欲しい。

「三方金」などという言葉も遠くなってしまった。

カタログの回りの金を触って、そして「写真」を強く感じて欲しい。

  • 光村印刷株式会社コメント【印刷】

国内外で活躍する写真家100人の作品を最高峰のデザイン、最高峰の用紙で印刷できる機会は滅多にありません。この貴重な機会に多彩な作品一点一点と向き合い、4色のインキでの適切な表現、用紙の印刷適性を考慮した製版設計を中心に、各工程一人一人の眼が数%の違いをコントロールした成果をこの写真集という形で残せることに感謝しています。


  • 株式会社渋谷文泉閣コメント【製本】

三方金付けは書籍を豪華に見せる「装飾」だけでなく、実用性にも優れています。紙の退色や収縮による劣化を防ぎ、長期保存にも適しています。更に、長期保存の助力として、本の背にクータと呼ばれる3都市のCIカラーを施した筒状の紙を入れることで、堅牢性を増し長年本書を楽しむことができます。表紙の表面加工や、栞紐は、つい触れたくなる仕上がりで本書は細部にわたり装丁のこだわりを感じられる一冊だと思います。

  • 株式会社竹尾コメント【紙】

印刷適性と風合いという、相反する性質を両立させたラフ・グロスのパイオニア、ヴァンヌーボは1994年に誕生しました。温かみのある豊かな手ざわりと、繊細にコントロールできる印刷仕上がりは現在も高く評価いただいております。フランス語で「新しい風」を意味するヴァンヌーボが、東京好奇心にて新しく出会う未来の一助となれば幸いです。


【『東京好奇心 2020 渋谷』開催概要】

会期:2020/10/20(火)~11/12(木) ※会期中無休

開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)※金・土曜日の夜間開館はなし

会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F)

主催:Bunkamura、NPO東京画

入館料(消費税込):当日一般1000円、大学・高校生500円、中学生以下無料

※前売券の販売なし

※旧会期(5/23-6/14)が記載されたチケットは使用不可

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため団体鑑賞の受け入れは中止

問合せ:03-5777-8600(ハローダイヤル)

公式サイト:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_curiosity/

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